この記事は2019年の台風19号を振り返ってまとめた記事です。
子どもと防災を考えるのに参考になったら嬉しいです。
こんにちは!おりままです。
おりままは2019年の大型台風19号の上陸のニュースを聞いてあわててあれこれ台風の防災対策をしました。
滅多にないことなのでわからないことばかり。
インターネットを使ってあわてて調べたりしました。その時に学んだことを小学生の子どもを持つ母の目線からまとめました。
おりままは過去に停電4回、小学生の頃に床上浸水を2回経験しています。そんな経験も思い出しながらまとめています。
この記事には
- 台風の防災対策は何をするの?
- 台風19号の反省
- 避難所に行く場合の持ち物
- 子どもと一緒に防災を考える
をまとめています。
子育て家族の台風の防災対策の参考になったら嬉しいです。
台風の防災対策!赤ちゃんや子どもがいる!避難所へ行く時の荷物まとめ!
台風の防災対策!
大型台風が上陸しそうだ!
そんな時にやるべきことをまとめました。
- お風呂に水をためる
- 飲み物確保
- 備蓄品の確認&非常食確保
- 雨戸閉める(養成テープ)
- 野外のものをしまう
- 充電する
- 車のガソリンを満タンにする
- 洗濯を終わらせる
- 振込しておく(急ぎのもの)
- 1週間ぶんの現金を用意しておく
- ペットボトルを凍らせる
- 防災アプリを登録しておく
- 避難場所確認
- スケジュール調整
- 家族に連絡(状況確認)
それぞれ詳しく説明していきます。
お風呂に水をためる
断水時に水を貯めておくとトイレや生活用水として何かと役立ちます。ここで知っておかなきゃいけないこと!
一度、詰まらせてしまうと復旧までに時間がかかるのでお風呂の水をトイレで使用する前に配管状況を確認する(自宅周辺のマンホール、地盤沈下など)素人では判断も難しいと思いますが判断に迷ったらトイレを詰まらせる前に携帯トイレを使うのが東日本大震災以降の常識となっています。
水が逆流することを知っているのと知らないのでは大違いです。
飲み物確保
飲料水は1人1日3ℓが目安と言われています。
3日分と考えると大人1人の3日分の飲料水は2ℓのペットボトルが4.5本です。
3人家族 | 2ℓペットボトルが約14本 |
4人家族 | 2ℓペットボトルが18本 |
5人家族 | 2ℓペットボトルが約23本 |
こう考えると結構、多いですよね??箱買いして常にストックしておく必要がありますね。
水や子どもが普段から飲めるものを用意しておきましょう。災害時は不安でストレスもたまりやすいと思います。いつものんでいる紙パックのフルーツジュースや野菜ジュースを飲み物を少し口にしただけでも気分がリフレッシュすると思います。
備蓄品の確認&非常食確保
非常食
- 缶詰(ツナ、フルーツ、スープ、やきとり、パンetc)
- レトルト食品(ご飯、パズタ、カップラーメン、みそ汁、スープ、カレー、牛丼、親子丼etc)
- ビスケット、乾パン、ビスコ、えいようかん など長期保存可能な食料。
- 小包装してあるお菓子(おせんべい、チョコ、飴、チップス系)
- 粉末状のカフェオレ、ココア、紅茶もあったら気分転換できる。
- 赤ちゃんはミルク、液体ミルク、レトルトや瓶の離乳食も必要です。
台風19号のような大型でとても危険な場合、スーパーが臨時休業になり大混雑して思うように欲しいものが手に入らないこともあります。
そういった非常事態に備えて
ローリングストック法を知っていると便利です!
- 非常食を備蓄→毎月1日は防災の日!決める
- 1か月に1度、家族で非常食を食べる
- 補充する
- 1から3を繰り返す
これをローリングストック法と言います。
日用品
- トイレットペーパー
- 携帯トイレ
- トイレ用の紙
- 生理用品
- オムツ
- ビニール袋(防寒にもなる、トイレ、土嚢作り何かと役に立つ)
- 懐中電灯
- 小型ヘッドライト
- ラジオ
- スマホ
- パソコン
- 携帯電話やパソコンの予備電源
- ラップ(お皿に巻いて洗うのを防ぐ)
- 紙皿
- 箸
- マッチ
- ろうそく
- カセットコンロ
- ガスボンベ(1人1週間で6本)
- シャンプー
- 固形せっけん
- 歯ブラシ
- マウスウォッシュ
- メガネ
- コンタクト洗浄液
- ストッキング
- アイマスク
- 耳栓
- ゴミ袋
- 使い捨てスリッパ
- うちわ(夏)
- 保冷タオル(夏)
- ホッカイロ(冬)
- 手袋(冬)
- ゆたんぽ(冬)
- 石油ストーブとかあれば最高
- 寝袋
- 簡易テント
- 給水タンク (給水袋)
冬の停電は部屋にいてもめちゃくちゃ寒いです(湘南でも)電気があるとその寒さに気がつきにくいものです。防寒対策は必須ですね。
日用品も場所があればローリングストックしておくといざというときにいいですね。備蓄しておいたほうが良いものはそれぞれの家庭によって違ってきます。
雨戸閉める(養成テープ)
雨戸がある家は必ず雨戸が閉まるから確認しましょう。雨戸がないマンションなどは養成テープがあるといいですね。ダンボールも合わせて準備しておくと万が一の時に助かります。
野外のものをしまう
野外にあるものの劣化、ゆるみがないか?確認しましょう。
- 窓や屋根、トタン、物置、事前に家のまわりの掃除(枯れ葉や枝は切っておく、倒れないように固定する)
- 植木鉢は飛びそうなものは室内へしまう。
- アンテナの確認(錆びてないか)
- 室外機の確認、プロパンガス(固定する)
日頃からメンテナンスを心がけておくといいですね。
充電する
携帯やパソコンの充電をしておきましょう。モバイルバッテリーを手元においておくといいですね。
車のガソリンを満タンにする
車のガソリンは満タンにしておくこと。浸水が予想される場合は早めに判断して車を避難させましょう。
私の地元は川のそばなので、昔から台風のたびに浸水におびえていました。町の人はもう慣れているので台風がくると高台の駐車場や友人の家、身内の家などに車を避難させています。
万が一の時のために避難させる場所を決めておくといいですね。
洗濯を終わらせる
断水や停電になると洗濯することもできないと思うのできるだけ終わらせておきましょう。
振込しておく(急ぎのもの)
停電になるとネットバンクもATMも使えなくなるので急ぎの重要なものは済ませておきましょう。
1週間ぶんの現金を用意しておく
上と同じ理由から現金がおろせなくなる可能性があるので手元においておきましょう。小銭もあるといいですね。
ペットボトルを凍らせる
停電の時に少しでも冷蔵時間を保つためにペットボトルを凍らせておくと便利です。
保冷剤がわりにもなるし溶けた水は飲み水にもなります。
停電時の冷蔵庫はあけなければ2日は持つと言われています。
よく出し入れするものはクーラーボックスにうつしておくと無駄に冷蔵庫をあけなくていいですね。
防災アプリを登録しておく
今回の台風でyahoo天気や防災アプリは大活躍でした。
各自治体の防災アプリ(事前に調べて登録しましょう。)内閣府防災アプリ、防災アプリyahoo、NHK防災アプリは本当に便利でした。
避難場所確認
各自治体から配布されている防災マップなどを調べて避難場所を確認しておきましょう。どのぐらい歩くのか?家族で事前に練習しておくといいですね。
避難所と広域避難所の違い
避難所(避難施設) | 災害により家に居住できなくなり一時的に生活する場所、食料や水の配給もします。 |
広域避難所 | 身を守る為に一時的に避難する場所 |
スケジュール調整
仕事や習い事や約束などは事前に確認して当日にあわててキャンセル、確認することにならないようにしておきましょう。
家族に連絡(状況確認)
家族はどこにいるのか?(旅行や仕事など)事前に確認しておきましょう。いざというときに連絡がとれなくなるで情報共有することが重要です。
台風19号の反省
災害時のトイレを考える
今回の台風でトイレまで気がまわらず前日にあわてて携帯トイレを探すことになりました。
小さなドラッグストアやスーパーなどでは災害時の携帯トイレや凝固剤は販売していないのではやくネットで購入しておけば良かったと後悔しました。
簡易トイレは1人が1日5回(少なめ)とすると1週間で35回分となります。
家族のことと考えると我が家は3人なので100個分は必要となります!!
これから調べて携帯トイレ、簡易トイレを購入しようと思います。
おすすめがあったらぜひ、教えて欲しい!
土のう&水のうを準備する
災害時のWi-Fiの確保
今回の台風で無料開放される公衆無線LANサービス「00000JAPAN」の存在を知りました。
実際に使ったこともないし、まだ安全性などいろいろ問題もあるようですがとても助かりますよね。慎重に今後の動向も調べたいと思います。
避難所に行く場合の持ち物
台風19号の時に避難所に行く場合にこうしたらよかった!こんなものがあって役にたった!とtwitterでたくさんの方から情報共有がされました。
その時の内容をまとました。
食べ物(非常食やおにぎりなど)飲み物、バスタオル(枕、座布団、防寒などなんでも使える)、ティッシュ(ウエットも)、体を拭くシート、簡易まくら、充電器、懐中電灯、ラジオ、イヤホン、電池、延長コード、電源タップ、耳栓、アイマスク、ハンドジェル、水のいらないシャンプー、マスク、着替え、着替えの下着、靴下、簡易スリッパ、歯ブラシ、マウスウォッシュ、子どもの暇つぶしグッズ(本、絵本、音が出ないこどものおもちゃ、ゲーム、トランプ、ホッカイロ(冬)、保険証、お薬手帳、筆記用具、メモ張、ミニポーチ(貴重品入れ)→盗難が多い!!
床が痛いと報告されている方が多いので厚手のレジャーシートとかも良いかも。
赤ちゃんがいる場合は
- オムツ
- ミルク(液体ミルク)
- 離乳食
- お尻拭き
- 赤ちゃんを寝かせるバスタオルなど。
- 母子手帳・お薬手帳(コピー・携帯にデータ保存)
ストレスで母乳がでなくなることもあります。
そして非常に印象的だったのが豪雨の中、移動してびしょ濡れになったtweetです。移動の時に濡れない工夫をすることも大切だと感じました。
- 防水リュックサック(両手をあける)中身が濡れないようにビニールなどに入れて運ぶ。
- 上下わかれているレインウェア(レインコートは風ではだける)
- 帽子(ヘルメット)、防水のヘッドライトや首からさげる
- 防水スニーカー
おんぶひもがあれば子どもをおぶっていく(歩かせるのは困難)→その場合のレインコートも考えておく必要がある。
子どもと防災を考える
災害が起きたらと子どもと話をすることも防災教育のひとつだと保育園で聞きました。
日頃から防災について子どもと話すことは重要だと改めて感じました。
その中で息子が好きなサバイバルシリーズを紹介します。台風や地震シリーズは実際に起こる状況がわかりやすく描かれているので子どもでもイメージしやすいと思います。
災害は起こらないことが1番ですがこればかりは防ぎようがありません。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
おりままでした。