赤ちゃんの羽毛布団は危険?いつから使えるの?
ベビー子ども用品販売歴10年のおりままです。
これまで赤ちゃんの寝具について多くの相談を受けてきました。
その経験から赤ちゃんの羽毛布団は危険なのか?についてお話をしたいと思います。
残念ながらネットには誤解や知識不足の記事が拡散されていて正直モヤモヤします。
この記事には?
- 赤ちゃんの羽毛布団は危険?重さ、暑さ、アレルギーの本当の話。
- 羽毛布団のメリットとデメリット!
- 羽毛布団を選ぶ注意点とおすすめ!
をまとめています。
赤ちゃんの羽毛布団は危険?いつから使えるの?アレルギーの誤解を説明!
赤ちゃんの羽毛布団は危険?アレルギー?の誤解
インターネットを調べると赤ちゃんに羽毛布団は重たく危険!暑すぎて夜泣きの原因になりアレルギーもある!という記事がたくさんあふれていますね。
そうなんです。でも、長くベビー用品に関わってきたおりままからすると、どれも説明不足でとてもモヤモヤします。
その前に基本的なことですが羽毛って何だか知ってますか?
鳥の羽が入っている??それぐらいしかわからないです。
そうですよね。皆さんそのぐらいの知識だと思います。話せばながーくなりますができるだけ簡単に説明しますね。
羽毛ってな〜に??
赤ちゃんのベビー掛け布団に主に使われる羽毛2種は
- ダック(あひる)
- グース(がちょう)
になります。一般的にダック(あひる)よりグース(がちょう)のほうが上質ですが赤ちゃんの掛け布団には羽毛の中では低価格なダッグが使われていることが多いです。さらに細かくわけると下記の4種のような羽毛があります。
- ダック
- グース
- マザーグース
- アイダーダック(超高級)
羽毛の種類によって羽毛布団も耐久性が違います。耐久性が高い羽毛はやはり値段にも比例してきます。
私たちがよく目にする羽毛布団の品質表示ラベルにはダウンとフェザーとかかれているものをよくみかけますよね。
- ダウンの特徴はタンポポのようなフワフワ
- フェザーの特徴は羽(イメージは赤い羽募金です。)
下の写真はフェザーになります。
こちらがふわふわのダウンです。
フェザーよりダウンが多いほうが軽くて暖かいので上質とされていることが多いですが種類によって異なることもあります。
羽毛は重たいの誤解
羽毛そのものはとにかく軽いです。重たいのであれば羽毛を被う布団の生地に問題があるはずです。
ウール毛布や中綿の布団は注意して選ばないと重たいだけで羽毛より保温性におとりますから何枚かけても寒い!などいう経験はありませんか?
重たくしている理由は羽毛ではなく布団の生地や掛けカバーの重さなど他に原因があるはずです。布団全体の重さ総重量を確認しておくと安心です。
そして、残念ながら小さな赤ちゃん就寝中の事故が絶えないのも現実です。
寝具を購入する前に必ずどういった行動が赤ちゃんに危険なのか?を頭に入れておく必要があります。
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羽毛は暑いの誤解
羽毛布団は保温性が優れているのでとにかく寒い冬でもポカポカ暖かいです。よくお客様から話をきくと羽毛布団+綿毛布+タオルケットなど必要ないのに何枚も掛け布団を重ねているケースがよくあります。
それは暑いですよね(汗)しかも、重たくて危険です!
羽毛布団を使うなら他に掛け布団はいらないです。一緒に使うならガーゼのような薄い肌掛け布団ぐらいで充分です。
羽毛がすごいのは吸湿性、放湿性、透湿性に優れているので簡単にいうと暖かいのにむれない!
理想的な温度は33℃前後で湿度は50%前後が良いと言われています。
人間は寝ている間に体温が下がるので快適な睡眠のために温度や湿度をコントロールしてくれる掛け布団の役割はとっても重要です。羽毛はさらっとして汗っかきの赤ちゃんに実は最適なのです!
羽毛はアレルギーの誤解
羽毛そのものにアレルギーはありません。
羽毛布団に侵入するダニやホコリが問題なのです。
最近の国産メーカーの商品は非常に優秀で新品の羽毛布団は洗浄や熱乾燥処理がしてあり、よく殺菌されているので、ダニが入ることはほぼありません。
縫製も素晴らしく羽毛が出ないように加工され、ダニが生地を通り抜けることができないようになっているものが多いです。
良い羽毛布団を選べば月に数回干すだけでお手入れが実は1番簡単なのです!
こちらでもまとめています。
羽毛布団のメリットとデメリット
残念ながら縫製が雑だったり殺菌処理や洗浄していないメーカーもあります。そういう羽毛布団はもはやダニのパラダイス。
そういったメーカーはほぼ低価格を売りにしています。
安いには必ず理由があるのです。
商品を作る工程や説明がない商品は注意しましょう。赤ちゃんにとって縫製がしっかりした羽毛布団はとても優秀なのがよくわかりました。
羽毛は吸湿性、放湿性、透湿性に優れているので暖かいのにむれない!汗っかきの赤ちゃんには最適です。
おすすめの羽毛布団と選び方!
赤ちゃんにとって縫製がしっかりした安心して使える羽毛布団を紹介します。
西川リビングロイヤルスター
機能性に優れているのは断トツで西川リビングのロイヤルスターです。
西川リビングロイヤルスターは日本アトピー協会認定の商品なので安心です。
5年洗わなくても大丈夫と言われるぐらい中にダニや花粉が侵入しない構造になっています。
すごい構造ですよね!!
しかもアウトドアブランドなどでもよく使われるゴアテックスを使っているので外生地は防水です。
お漏らししたり、嘔吐してもシャワーで流してお手入れできるのでとっても楽です。
重さ | 300g(羽毛) |
側生地 | 綿100%(ePTFEラミネート加工) |
詰めもの | 日本産ピュアホワイトダウン90%、フェザー10% |
サイズ | 95×120cm |
羽毛布団のデメリットを解決したこのロイヤルスターなら赤ちゃんの為に安心して使えるといえます!!
品質や機能性は赤ちゃんの羽毛布団のトップクラス!
- アトピー協会認定
- ダニが侵入しない
- 防水なのでシャワーでお手入れ簡単(時短になる)
- 蒸れにくく、軽くて、通気性が良い
お値段もトップクラスですが95×120cmのサイズなら小学校1年生前後まで使えます。約7年間使えたとして1年間で6757円です。
この品質がこの値段で使えるのはかなりお得ではないでしょうか?
可愛い赤ちゃんに最高級の良いものを探しているこだわりのパパママには自信を持っておすすめします!
西川リビング 洗えるベビー羽毛布団 単品
西川リビング洗える羽毛布団を紹介します。
お値段も1万円台の商品になります。
側生地は先ほどのロイヤルスターと違いゴアテックスは使っていませんので家の洗濯機でも洗えます!
自宅で洗う時は洗濯ネットを使い40℃以下の水温で洗いましょう!タンブラー乾燥は形が歪んだりしますので避けてくださいね。
重さ | 300g(羽毛) |
側生地 | 綿25%ポリエステル75% |
詰めもの | 日本産ピュアホワイトダウン85%、フェザー15% |
サイズ | 95×120㎝ |
我が家は西川リビング洗える羽毛布団を使っていました。軽くて暖かで国産のダウンを使っているのが決め手でした。
もちろん洗えるのもポイントです。
今年で7年目になりますがまだまだ暖かいです。流石にそろそろ小さいですが(涙)
京都西川 洗える羽毛ベビー布団 単品
京都西川からも日本製の単品の羽毛布団があります。こちらも家で洗えるので安心です。
羽毛は国産ではありません。お値段は1万円以内。少しでもリーズナブルにしたい人にはおすすめです。
重さ | 300g |
側生地 | 綿20%ポリエステル80% |
詰めもの | ホワイトダックダウン90% |
サイズ | 95×120cm |
西川リビングと同じで京都西川洗える羽毛布団の中身は300gでたっぷりなのでこちらも軽くて暖かいですよ。
赤ちゃんの城 ベビー布団セット
羽毛ではないですが赤ちゃんの城の高機能なポリエステルを中綿に使っている日本製のベビー布団もおすすめです。
赤ちゃんの城のベビー布団は全国700箇所の病院や産婦人科で使われている実績があります。
中綿がポリエステルでもとても軽くて保温性に優れているのでベビー布団としてもとても使いやすいですし洗えるのもいいですね。
エコホイールサンドマットを使った敷き布団は蒸れにくく汗っかきの赤ちゃんが快適に眠れる構造になっているので安心です。
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赤ちゃんの羽毛布団は正しく選んで使おう!
羽毛は吸湿性、放湿性、透湿性に優れているので暖かいのにむれない!汗っかきの赤ちゃんには最適なのがわかりました。
選ぶ時は縫製がしっかりした安心して使える羽毛布団を選びメリットとデメリットを理解して安全に使いましょう。
今回紹介した羽毛布団はこちら!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
おりままでした♪