中国のことわざに「永遠に、幸せになりたかったら釣りを覚えなさい。」という言葉があるのを知っていますか?
こんにちは!湘南在住のおりままです。
中国古諺(ちゅうごくこげん)と言われる古いことわざに
- 「一時間、幸せになりたかったら酒を飲みなさい。」
- 「三日間、幸せになりたかったら結婚しなさい。」
- 「八日間、幸せになりたかったら豚を殺して食べなさい。」
- 「永遠に、幸せになりたかったら釣りを覚えなさい。」
という名言があります。
開高健さんの著書『オーパ!』から広がった?という説もありますが、、。
誰が言い出してどこが出典なのか?はいまだにわからないようです。
どちらにしても「永遠に、幸せになりたかったら釣りを覚えなさい。」はたくさんの釣り人にとって心に残る名文であることは間違いありません。
釣りを覚えれば生涯楽しめる。または、釣りを覚えれば魚がとれるので生きていくことができる。
というイメージでしょうか?
中国の思想家である老子は「魚を与えれば、一日食べていける。魚の取りかたを教えれば、一生食べていける。」とも名言を残しています。
釣りって奥が深いですよね。
釣りを子供が覚えると様々な環境でも生きていく力を身に付けることができます。
そんな奥深い釣りが子供に与える影響についてまとめてみました。
釣りに興味がある家族、これから釣りに行こうとしている家族の参考になったら嬉しいです。
釣りが子供に与える影響は?
狩猟が体験できる
人間の歴史は狩猟・採集することからはじまりました。現代において狩猟をすることはなかなか難しいですよね。
イノシシや鹿を捕まえることはできなくても、魚釣りなら道具があればできます。
人間の生きていく上での原点を知り自然からの恵を少しわけてもらうことで自然への感謝の気持ちが生まれ、自然を大切にする気持ちを学ぶことができます。
食育になる
釣りは食育を学ぶ良い機会になります。
- 自分で釣った新鮮な魚は最高に美味しい!
- 何でも食べる力が身に付き体も健康になる。
- 自然の恵の大切さ。
- 食べる楽しさ。
- 調理する楽しさ。
- 一緒に食べる楽しさ。
- 食べ物を作る人への感謝の気持ち。
- 日本の食文化を学ぶ
釣りをするだけで生きていく上で大切なことをこんなにたくさん学べます。
温暖化やゴミ問題を考える
釣りに出かけると温暖化やゴミ問題も目の当たりにします。
- 海に浮かぶゴミ
- 温暖化で暖かくなった海
- 病気になった魚
ゴミを目にすればゴミ問題を意識するようになります。
マイクロプラスチックの問題なども子供とよく話合うようになりました。
他の釣り人とのコミュニケーション
釣りに出ると必ずと言っていいほど知らない釣り人と話をします。
釣り人に悪い人はいないんじゃないかと思っています。
- 今日は釣れているか?
- 困っていたら助けてくれる。
- 釣れた魚を子供に教えてくれる。
- 毒のある魚を処理してくれた。
- 武勇伝をきかせてくれた。
- おすすめの釣り場を教えてくれた。
本当にあげたらキリがないです。
釣りをする人はみんな同じ目的を目指す仲間なんだなあと思います
集中力と思考力と忍耐力が身に付く
魚釣りをしていると集中しているので時間があっという間です。
朝の5時からお昼なんてあっと言うまです。
何も釣れないと暇じゃない?と言われることがありますが、何もしてないわけじゃないんです!
糸のハリ感、海水の変化、魚の動きいろんなことにアンテナを立てているのであっというまに時間がすぎるんです。
時間、水温、潮の満ち引き、天気、同じ日はありませんから色々、考えているんです。
- 餌をまく。
- 釣り針を変える。
- 場所を変える。
- 釣竿を変える。
- 仕掛けを変える。
試行錯誤を繰り返して釣れた時の嬉しさは格別です!簡単に釣れてしまうよりこの試行錯誤が釣りの魅力なのかもしれません。
また全く釣れない日もあります。
そんな時は忍耐力との勝負です。釣りをすると粘り強さも学べます。
「永遠に、幸せになりたかったら釣りを覚えなさい。」
釣りが子供に与える影響についてまとめました。
釣りから学ぶことがたくさんありましたね。
- 釣りを覚えれば生涯楽しむことができる。
- 釣りを覚えれば魚の取り方を覚えるので親がいなくても子は生きていくことができる。
釣りは生きていく力を身につける最高のアウトドアだと思います。
こちらの記事でアウトドアについてもまとめています。アウトドアが子供に与える影響とは?
釣りを覚えた子供はきっと様々な環境でもこの生きる力を発揮できるのではないでしょうか?
ぜひ家族で釣りに出かけてみませんか?
最後まで読んでいただきありがとうございました。おりままでした。