5月下旬ぐらいに登下校中のお友達とのトラブルでそれから1人で登校することができなくなってしまった我が子の話。
いわゆる登校しぶり。
詳しくはこちらの記事で紹介しています。
思考錯誤しながら子供と時間をかけて向き合うことで2年生になってからは一人で登校できるようになりました。
そんな1年間で見えた小学1年生の本当の姿。
子供と一緒に毎日、登校することで見えた1年生のリアルな姿。とても愛おしかったのでまとめておきます。
登校しぶりで見えた小学1年生の姿
まっすぐ学校へは登校はしない&帰宅しない
好奇心旺盛な1年生、朝の登校はダンゴムシを捕まえたり、アリを見つけたり、落ちているものを拾ったり、ボランティアさんとお話したり大忙しです。また、ランドセルが重くて途中で座って休憩する子もいます。
とにかく遅刻しないように時間にゆとりを持って家を出るといいですね。
帰り道はクラスメートがどこに住んでいるのか?どこから帰るのか?自分の目で確認したくなるようで活発な子はいろんなルートで帰ってきます。
うちの子まだ帰ってこない!
そんな声もよくききます。大きな犬に会うこともあるし、虫が死んでいることもある。通学路は1年生にとって冒険ですね。
友達と待ち合わせは難しい
時計も携帯もありません。まだ、時計を読めない子もたくさんいます。
時計は1年生の夏休み明けに学びますが安定して時間管理できるのは3学期ぐらいかと思います。
そして、待ち合わせ場所に来ない!これもよくあります。
来てくれたらラッキーと思っておきましょう。
(→実は習い事があったなどの理由)
意地悪?もコミュニケーションの1つ
1年生っていきなり大人がいない環境でいろなことを自分たちで決めないといけないんです。
子ども達はわからないなりに、なんとかしようと試行錯誤しています。まだまだ6歳です。大人からみて人を傷つけるような言葉や態度をしてしまうのもこの時期の特徴。
何か必ず理由があってそういう行動に出てしまう。
(一緒に遊びたかった、追いかけっこしたかった、お話したかったetc)うまく表現できないだけなんです。トラブルが多くなるのは当たり前で親も心配だけどそこは成長のチャンス!自分の気持ちを相手に伝えることでたくさんのことが解決していきました。
こんなことを言われて嫌だった。こんなことされて嫌だった。お互いに気持ちを伝えて反省して仲直りする。
そんなことを日々学んでいます。大人も一緒ですよね。決して自分の子どもやお友達をせめないであげてください。
先生の話をきいてこないではなく言葉の意味がわかっていないことがある
先生の話をきいてこない!きいてない!では、なくて言葉の意味がわかっていないことがあります。
黒板の字がわからないというのもあります。
先生もコミュニケーションが上手じゃない人もたくさんいます。もちろん、他のことに夢中できいてないこともたくさんありますけどね(笑)
夏休み明けぐらいからそんなことも自然とできるようになってきますよ。焦らずにゆっくりと様子をみまりましょう。
交通ルールは知ってるけど目の前の楽しいことに夢中
交通ルールはみんな知っているのですが、他に興味があるものがあると交通ルールは忘れてしまうのです。それが1年生です。登校時のPTAの旗ふり当番、地域の見守りボランティアの方には感謝しかありません。
忘れ物はします!
大人でも忘れ物しますよね?1年生ですもの。忘れ物ぐらいします。
そうやって学んでいるんです。宿題、傘、レインコート、連絡帳、水筒、上着、帽子etc。
その数は果てしない(笑)
水筒3つ全部を学校に置いてきてお母さんが油性ペンで手のひらにメモしたエピソードもあります。まだまだ学校生活に慣れていないだけです。
秋や運動会後には少しずつできるようになって成長を感じるようになりますよ。
「今日の出来事」は教えてくれない。
1年生だけじゃないですよね?嫌なことは言いたくないし、楽しいこともたくさんあったけど忘れちゃうんです。
でも、ちょっとした一言に実は悩みが隠されていたりするから難しい!
我が家の場合、お風呂や寝る前などに話してくることがよくありました。本当は答えを見つけているのにお話したかっただけってこともあります。
そんな時は話してくれたことに「ありがとう」というだけでも違うように思います。
お友達と放課後の約束をしてこない子もいる
うちの子はお友達と放課後約束をしてこない。クラスに馴染めているのか心配という保護者の方もいます。
その子のペースがあります。
学校に行って疲れて帰宅して家でゆっくり過ごしたい子もいます。お家が1番安心ですよね。
先生が言ったことは絶対!
学校のルールも先生との約束を守ることも、もちろん大切ですが、それを破った子に対する追い込みが方が強い。
なんどかお友達を問いつめているシーンを通学路や学校の廊下で目撃しました。(通学路をやぶった、廊下&通学路を走った、朝の支度の順番が違う、今日はそれを持ってくる日じゃない etc)
ルールはもちろん守ることも大切ですが、それ本当に必要なルール?と思うルールもあったり、何か理由があるかもしれない。
大人は柔軟に子どもに教えてあげないといけないと感じました。
自分の話をきいて欲しい!
登校中に学年問わずに知らない子ども達からたくさん話かけられます。(これはびっくりしました。)
- 昨日、こんなことがあった。
- 学校行きたくない。
- 朝、ママとこんな話をした。
- ママは○○で働いてるの!さっき虫がいた。
- ○○ちゃんがう○ちを踏んじゃった!
- このお洋服ママが作ってくれたんだ!!
- 今日は、授業でこんなことがある etc
- うちのママは○○で働いている。
- ○○高校で先生をしている。
- 新しいお父さんがきた!!
新しいお父さん?!w
1年生はまだ個人情報とかわからないから家族の会社名、勤務先などまで詳しくたくさんお話してくれます。
おりままも気をつけないといけないなと思いました。
2年生になるとグッと成長する!
登校しぶりで一人で学校へ行けなかった子も秋になり運動会も終わるといろんなことが一人でできるようになっています。
もちろん他の子供達も!
- 自分の気持ちを言えなかった子が言えるようになった。
- 牛乳パックや缶ジュースをあけられるようになった。
- お友達を仲間にいれてあげることができるようになった。
- お友達と時間の約束ができるようになった。
これが2年生になるとまたさらに成長してどんどん自分を表現することができるようになったり友達を作る方法が上手になったりします。
焦らないこと。その子のペースがあることを忘れすに暖かく見守ってあげてくださいね。
本当に子供の成長は本当にあっという間ですよ!
最後まで読んでいただきありがとうございます。
おりままでした!
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