赤ちゃんのはちみつはいつから?
こんにちは!ベビー子供用品の販売歴10年のおりままです。
乳児期の赤ちゃんがはちみつを食べてはいけないのは知っていますか?
甘くて栄養もあり大人にも人気のあるはちみつ。
赤ちゃんはなぜ食べてはいけないのでしょうか
これまで赤ちゃんの出産準備や離乳食について多くの相談を有名百貨店で受けてきました。その経験から赤ちゃんは、はちみつをいつから食べていいのか?についてお話をしたいと思います。
赤ちゃんがはちみつを食べていいのは1歳をすぎてからです。
はちみつは1歳すぎれば腸内環境が落ち着くから大丈夫と言われていますが、おりままが自分の子どもにはちみつをあげたのは3歳すぎてからです。
甘いものはまだ早いかな?何かあったら?という不安のほうがとても大きかったからです。
この記事には
- 赤ちゃんがはちみつを食べてはいけない理由
- 赤ちゃんのはちみつはいつから?食べていいの?
- 妊婦さんと授乳中のママははちみつを食べてもいいの?
をまとめています。
ぜひ、参考にしてくださいね♪
赤ちゃんのはちみつはいつから?妊婦さんは大丈夫?
赤ちゃんがはちみつを食べてはいけない理由
はちみつが原因の乳児ボツリヌス症
赤ちゃんがはちみつを食べると乳児ボツリヌス症にかかることがあるのです。
乳児ポツリヌス症ってなんですか?
乳児ポツリヌス症とは、わかりやすくいうと食中毒です。ポツリヌス菌は土、海、川などの泥砂中に存在している細菌です。
100℃数分間の加熱でも生き残ることがあり自然界の毒素の中では最強の毒力があるともいわれています。
通常は摂取しても体内に自然と排出されますが、1歳未満の赤ちゃんは腸内環境が未熟なのでポツリヌス菌がお腹に入ると毒素を防ぐことができずに乳児ポツリヌス症を引き起こすことがあるのです。
厚生労働省からの注意喚起
ハチミツを与えるのは1歳を過ぎてから。
ポツリヌス症になると
- 便秘
- 吐き気
- 筋力低下
- 哺乳力の低下
- 泣き声が小さくなる
- 顔面が無表情になるなどの症状がが現れるのが特徴です。
世界でも報告事例があり日本国内でも報告されています。
数日かかって発症することもあれば、突然発症することもあります。ほとんどのケースは治療により治りますが、まれに命をなくすこともあります。
1歳未満の赤ちゃんにははちみつやはちみつ入りの飲み物やお菓子をあげないように注意しましょう!!
赤ちゃんのはちみつはいつから?食べていいの?
はちみつは1歳からは食べても良いが目安
はちみつは1歳以上になれば子どもの腸内が安定してきますので食べても大丈夫といわれています。
でも、なんか心配ね。
その気持ちとてもよくわかります。
実はおりままも心配だったのではちみつは3歳をすぎてからあげました。
ママやパパに不安な気持ちがある時は、はちみつをあげることを控えて良いと思います。
でも、はちみつ入りのお菓子って結構あるんですよね。
知らないうちにはちみつデビューしていた!なんて話もよくききます。
ヒヤッとしますよね。
子ども用の飲み物やお菓子、レシピなどは内容をよく確認してから赤ちゃんにあげましょうね。
授乳中のお母さんははちみつを食べても平気なの?赤ちゃんに影響はないのかしら?
妊婦さんと授乳中のママは、はちみつを食べていいの?
はちみつは妊婦さんも授乳中のママも食べて大丈夫ですよ!!お腹の中にいる赤ちゃんにも授乳中でもはちみつは問題ありません。
はちみつは栄養満点
はちみつは栄養満点です。栄養管理が必要な妊婦さんや授乳中のママにはとてもお勧めの食べ物です。
はちみつには鉄分、ビタミン、カルシウムなどの栄養素が含まれています。腸内の環境を整えて便秘を改善したり、イライラを解消にもなります。妊婦さんには鉄分も含まれているのでいいですね。
妊婦さんや授乳中でも飲めるハーブティーにはちみつを混ぜたり、我が家では料理によくはちみつを使います。
栄養満点のはちみつレシピ
はちみつを使うと口当たりがやわらかく優しい味になるので煮物や照り焼き、サラダのドレッシングにピクルス、パンやカレーにも相性がいいです。朝のヨーグルトは特にオススメですね!
美味しそう!!うちもやってみよう!!
赤ちゃんとはちみつのことを知って上手に使おう
赤ちゃんとはちみつについてまとめます!
- 1歳未満の赤ちゃんにはちみつをあげてはいけません!
- 1歳以上になったら腸内環境が安定するのではちみつを食べても良い目安になります。
- 授乳中のママがはちみつを食べても赤ちゃんに影響はありません。
- 不安や疑問に思うことがあれば家族や友人、専門家に相談しよう。
美味しくて栄養満点のはちみつ。はちみつと赤ちゃんの関係を知って上手に利用したいですね。
最後まで読んでいただきありがとうございます。おりままでした♪