妊婦の腹帯はいつから?必要ないってホント?
こんにちは!ベビー子ども用品販売歴10年のおりままです!
- 妊婦の腹帯は必要ないのか?
- 妊婦の腹帯はいつから使うのか?
- 戌の日と腹帯のこと
がよくわかるようになります。
ぜひ、参考にしてくださいね!
妊婦の腹帯はいつから?使わなくてもいいの?
戌の日(いぬのひ)とは?
まず妊婦さんの腹帯と関係のある戌の日について簡単に説明しますがいつから使うか早く知りたい人は目次で次へ進んでくださいね。
1年に1回変わる干支(えと)は知っている人も多いですが実は干支(えと)には月や日もあるんです。
1年が12年に1回なら日は12日に1回です。
でも、なぜ戌の日なの?
戌の日の由来は犬はお産が軽くてたくさんの子犬を産み、安産の象徴とされていたんですね。また悪霊を払い赤ちゃんや子どもを守るとも言われます。
神社やお寺で腹帯も祈祷してもらうので帯祝い(おびいわい)とも言われます。
戌の日とは妊娠5ヶ月目の戌の日に神社やお寺に行き安産を祈る行事です。
また、全国的に安産祈願は安定期に入った妊娠5ヶ月目にお祝いをするのが
多いのですが実は地域によっては戌の日ではなく「子(ね)の日」や「酉(とり)の日」」にお祝いする地域もあるので身内の人に確認しておくと安心です。
戌の日にやること
神社やお寺に行き安産祈願のお参りをします。希望があれば予約をしてご祈祷(有料)をしてもらいます。ご祈祷をしてもらう場合は腹帯も一緒に祈祷し終わった後に妊婦さんはその腹帯は使います。
戌の日の神社はどこがいいの?
都内などは水天宮や子安神社などの安産祈願で有名な神社に行くのが人気ですが昔は産土(うぶすな)の神社へ行くのが一般的でした。
産土(うぶすな)とは自分が産まれた場所の神社のことを言います。
どこの神社へ行ったら良いかわからない人は自分が生まれた地元の神社に行くのもいいですね。もちろん結婚して新しい土地に住んでいる人は「これからよろしくお願いします。」の気持ちも兼ねてご挨拶がてら近所の神社にお参りしても良いでしょう。
絶対にこうじゃなきゃいけないルールはありません。
戌の日のお参りは大安がいいの?
最初にもお話をしましたが戌の日は12日に1回なのでいつも大安になる訳ではないです。
いわゆる冠婚葬祭(結婚式、引越、お葬式etc)は六曜(大安、仏滅)を気にする人はまだ多い(特に高齢の人)ですが神社やお寺の参拝は六曜はあまり関係ないという考えがあります。
でも、どうしても大安がいい!と言う人は5ヶ月より早く参拝したり5ヶ月目以降に参拝される人もいます。
もちろん悪阻が長引き外に出られない妊婦さんもいます。悪天候もそうですね。
まずは妊婦さんの体調が1番です。無理せず焦らずに計画しましょう。
戌の日のお参りの服装
お宮参りもそうですが戌の日の服装のルールはありません。
神様の前でご祈祷してもらう場合は少しだけお洒落にしてもいいですね。
妊婦さんはお腹が楽なワンピースや体が冷えないような服装。男の人はネクタイはなくても襟付きのシャツなど着ていくので充分です。(ビーチサンダルや短パンは避けた方がいいですね。)
もちろん写真を撮るなど記念撮影をする場合はバッチリ決めていくご家族もいますが正解はありません。
妊婦の腹帯はいつから?
戌の日の話からもわかるように妊婦さんの腹帯は戌の日のご祈祷が終わってから使いますが、悪阻が酷くて参拝にいけない、そもそも参拝に行かない人もいます。
そんな妊婦さんは腹帯をいつから使えばいいのでしょうか?
妊婦の腹帯の役割
妊婦の腹帯の役割は?大きく3つ。
- 妊婦の徐々に大きくなったお腹を支える。
- 冷えから妊婦の体を守る。(皮膚が薄くなる)
- 負担がかかる腰をサポートする。
腹帯は出産するまで長く使うアイテムです。産後も利用できるので妊婦さんにとって重要なアイテムの1つです。
そう考えるとやはりお腹が目立つようになってくる妊娠5ヶ月頃から腹帯を使うと安心です。
岩田帯(いわたおび)って何?
腹帯を探していると岩田帯(いわたおび)という言葉をきくことがあると思います。岩田帯とは昔から伝わる伝統的な帯で「さらし」のことを言います。
「さらし」は1枚の長い布で妊婦さんが1人で巻くのはちょっと厳しいです。私もできない(涙)
今は柔らかく伸縮性のある便利な腹帯がたくさんあるので自分が使いやすい物を選びましょう。
腹帯の種類
妊婦の腹帯といってもその種類はたくさん!主にどんなタイプがあるのか?簡単に紹介します。
- さらしタイプ(岩田帯)
- コルセットタイプ(腹巻型)
- 骨盤ベルトタイプ(ベルト型)
- ガードルタイプ(パンツ型)
- サポートベルトタイプ(腹巻き&ベルト)
いろいろあるんですねえ。
個人的には有名百貨店でも取り扱いのある犬印本舗がおすすめです。縫製もそうですが腹帯を長く研究・開発しているメーカーなので安心して使えます。
妊婦の腹帯は必要ない?
最近では腹帯を使わない人も増えてきました。
腹帯は日本独自の文化です。特に暑い夏は腹帯を使うことで気分が悪くなる場合は使わないほうがいいことも。不安や気になることがあれば担当のお医者様や助産師さんと相談してみるといいですね。
妊婦の腹帯にルールはない
- 戌の日も12日に1回あります。1ヶ月に2回〜3回の戌の日がある。
- 安定期に入った妊娠5ヶ月目にお祝いをするのが多いが地域によっては「子(ね)の日」や「酉(とり)の日」」にお祝いする地域もある。
- 神社への参拝やご祈祷は絶対ではありません。
- 妊婦の腹帯はお腹が目立つようになってくる妊娠5ヶ月頃から使うと安心ですが腹帯を使うことで気分が悪くなる場合は医師や助産師さんに相談しましょう。
安定期に入り日々の生活も少しずつ楽になってくる頃、かけがえのない出産までの赤ちゃんとのくっつき生活をぜひ楽しんでくださいね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。