スリーパーっていつから使えるの?
こんにちは!ベビー子供用品の販売歴10年のおりままです。
これまで赤ちゃんの寝具について有名百貨店などで多くの相談を受けてきました。その経験から今回は赤ちゃんのスリーパーについてお話をしたいと思います。
- 赤ちゃんの手足が冷たい。
- 赤ちゃんが汗びっしょり。
- 赤ちゃんの顔に布団がかかる。
- 寝相が悪くて風邪をひかないか?心配。
こんな悩みのある人にはスリーパーがとても役に立ちます。
この記事には
- スリーパーはいつから?
- スリーパーのデメリット
- スリーパーのメリット
- 冬のスリーパーおすすめ
- 夏のスリーパーおすすめ
をまとめています。
ぜひ、赤ちゃんのスリーパーについて詳しく知りたい人は参考にしてください。
スリーパーはいつから?冬と夏のスリーパーも紹介
スリーパーはいつから?
まず産まれたばかりの赤ちゃんでもスリーパーは使えるのでしょうか?各メーカーは0ヵ月〜のサイズでスリーパーを販売しているところがほとんどです。
サイズとしては産まれてすぐ使うことはできます。
でも、産まれたばかりの赤ちゃんはまだ動くことなくただ寝ていることが多いです。
特に新生児の時期(生まれてから28日まで)は
- 頻繁なオムツ替え
- 1.2時間おきの授乳
の生活になるのでその都度スリーパーを脱がしたり着せたりするのは大変です。
そうなると生後3ヵ月前後からがおすすめになってきます。
個人差がある時期なので赤ちゃんの様子をみながらスリーパーを使ってくださいね。
スリーパーのデメリット
よくスリーパーは使わなかった!必要ない!というお客様の声をきくと嫌がって着てくれないという理由が圧倒的に多かったです。
なぜ?嫌がってスリーパーを着てくれないのか?
- 部屋が暑い
- 素材がゴワゴワして気持ち悪い
- 重たい
などの原因が考えられます。
ちなみに赤ちゃんが快適に過ごせる室温は?
- 冬の部屋の温度は18~22℃くらいに設定し55~65%の湿度
- 夏の部屋の温度は25〜28℃くらいに設定し45~60%の湿度
になります。
スリーパーを着てくれない対策としては
- 下着、パジャマの素材を厚くしない。(1枚薄いイメージ)
- 部屋の温度を快適にする。
- 肌触りが良い素材を選ぶ。
- 生地が厚すぎずに重たくないスリーパーを選ぶ。
のがポイントになってきます。
スリーパーのメリット
そこまでしてなぜ?スリーパーを選ぶのか?
普通の布団じゃダメなの?
と思いますよね?
おりままがお客様にアドバイスする中でよくある赤ちゃんの寝具の悩みが4つありました。
- 赤ちゃんの手足が冷たい。
- 赤ちゃんが汗びっしょり。
- 赤ちゃんの顔に布団がかかる。
- 寝相が悪くて風邪をひかないか?心配。
という内容です。
この悩み4つは実はスリーパーが全て解決してくれるんです!
おりままも実際に子育てをしていてスリーパーを夜寝るときに使うことで悩みを解決することができました。それぞれどんな理由なのか詳しくお話をしていきますね。
赤ちゃんの手足が冷たい
赤ちゃんの寝具の悩みでおりままがお客様に1番多く相談いただいたのが「赤ちゃんの手足が冷たい」です。
2歳未満の赤ちゃんや子どもが手足が冷たくなるのはなぜだか知っていますか?
実は、寒いと身体の内臓や脳などの大切な部分を温めるために手や足などの末端の毛細血管を収縮させて熱を逃がさないように集めて赤ちゃんは体温調節をしているんです。
2歳未満の赤ちゃんや子どもは特に体温調節が未熟なので手足が冷たくなることがよくあるのです。
だからこそ身体の大切なお腹や内臓をしっかりあたためる必要があるんです。
スリーパーはお腹や内臓をしっかりあたためてくれるアイテムで赤ちゃんには最適なんです。
手足が冷たくても手を入れてみておなかや背中があたたかければ大丈夫!
あたためすぎは体温調節機能の発達の邪魔をするとも言われていますので、手足が冷たくても背中やお腹があたたかければ様子をみることも大切です。
でも、注意して欲しいのが太もも、おなか、背中まで冷えてしまっている場合は低体温の可能性があるので注意が必要です。
朝起きたときに唇や爪が青紫色になっている場合も何か病気かもしれませんのですぐに医師に相談しましょう。
赤ちゃんが汗びっしょり
スリーパーを上手に組み合わせることでお腹と内臓は暖かく気持ちよく温度を保つことができるので汗がびっしょりということが防げます。
暑すぎるとたくさん汗をかくのであせもの原因にもなります。肌荒れなどにならないようにここも注意が必要です。
暑くなりすぎないように着せてあげるポイントは
- 下着1枚(季節で半袖、長袖の調整)
- パジャマ(季節で素材調整)
- スリーパー(季節で素材を調整)
が基本の着用方法になります。
大切なお腹と内臓は温めて心地よく快適に眠ることができます。寒そうかな?と思うときは薄手の軽い掛け布団で調整してください。
また、覚えておいて欲しいのが赤ちゃんは体温が上がり過ぎるとSIDS(乳幼児突然死症候群)のリスクが高まるといわれています。
乳幼児突然死症候群(SIDS)について
乳幼児突然死症候群(SIDS)について|厚生労働省乳幼児突然死症候群(SIDS)について紹介しています。
就寝時の赤ちゃんのミトンや靴下はとても危険です。(室内が22℃ある場合は裸足の方が良いとも言われます。)熱がこもって脱水や熱中症の症状を起こすことがあります。
ご存知ない方はぜひ一度目を通すことをおすすめします。
赤ちゃんの顔に布団がかかる
スリーパーはボタンやファスナーでしっかり赤ちゃんに着せることができるので布団が赤ちゃんの顔にかかる心配がありません。安心して眠ることができます。
掛け布団に関してはこちらの記事を参考に♪
寝相が悪くて風邪をひかないか?
寝相が悪い赤ちゃんや子供っていくら掛け布団をかけてもすぐとっちゃうんですよね(涙)
夜中になんども起きてお布団をかけてあげたことありませんか?そんな悩みもスリーパーなら解決してくれます。
スリーパーを着ていれば大切なお腹や内臓はしっかり温めてくれるのでお布団をとってしまっても風邪をひく心配がありません。
スリーパーのメリットをまとめるとこんな感じです。
- 背中とお腹をしっかりとあたためてくれる。
- スリーパーをうまく使うと温度調整しやすい。
- 寝相が悪い赤ちゃんの顔にかからない。
- 脱げないので朝まで安心グッスリ。
また他にも
- 寒い夜間の授乳でも暖かくて便利。
- 3ヶ月〜3歳前後まで長く使える。
などがあげられます。こんなに安心で機能的なスリーパー!
使わない方がもったいないです。
実際に百貨店にもスリーパーが本当に便利だからお祝いに買いにきた!というお客様はたくさんいます。
おりままもお祝いでスリーパーをいただきとても便利だったので洗い替えにもう1枚買い足してスリーパーを2枚使っていました。
ぜひ、この機会にスリーパーを使ってみてくださいね。
冬のスリーパーおすすめ
夏のスリーパーおすすめ
最後まで読んでいただきありがとうございました!
おりままでした!